見え方に関わる!大切なレンズの磨き方
まずはレンズの汚れを落とすことが大切

メガネのレンズの磨き方でまず注意しておかなければいけないポイントは、レンズについている汚れを落とすことです。レンズに汚れが付いたまま磨いてしまうと、付着している汚れごとレンズを擦ってしまうことになるので傷がついてしまう可能性が高くなります。一見傷がついていないように見えても細かな傷がついていることもありますし、そのようなお手入れを繰り返していると傷が何層にも重なってやがて眼に見えるような大きな傷になってしまうこともあるのです。そうするとメガネをかけた時に傷になっている部分が邪魔をして見えにくくなってしまうので、レンズを磨く前にまず水でレンズを軽くすすいで汚れを落としておくことが重要になります。
水洗いだけではなく中性洗剤を使って磨く
レンズの汚れを水で洗い流した後、そのまま水で軽く洗う程度でレンズのお手入れを終わらせてしまう人も少なくありません。ただメガネのレンズには砂などの汚れのほかに皮脂などの脂成分が付着していることが多く、脂による汚れは水洗いだけで落とすことが難しいとされています。このため脂汚れは水洗いや水で磨くのではなく、中性洗剤を使って磨くことが必要です。中性洗剤もそのまま使うのではなく、水やぬるま湯で薄めたものを使うことでレンズを傷つけたりレンズの表面にあるコーティングを剥がすことなくきれいに磨くことができます。
後は水またはぬるま湯で洗剤をしっかり洗い流し、柔らかい布で水分を拭き取ってやれば正しくお手入れすることが可能です。